もくぞう！

けいおん！　
みたいなノリではないのだけれど、書店のPRにまんまと騙されて買った「木造迷宮」が面白いです。
……そういえば「けいおん！」は一度も見ないあいだに終わっちゃったな……。

「木造迷宮」は一話完結型でつづられる、アサミ・マートさん著のRYU COMICSです。
三文小説を書いて暮らしている「ダンナさん」と、彼のもとに何故かいる女中の「ヤイさん」を軸に、日常が回っています。
たいした事件もない。大きな転機もない。ただただ日常がそこにあるだけ。
ダンナさんとヤイさんはどう見ても明らかに相思相愛なのだけど、シャイボーイ＆ガールではそれを表現する術なんぞなく、もじもじしてばっかり。けれどだからこそ、何かというときには「本気」の行動に移ってしまう。それがものすごくニヤニヤする。
ときには恋敵が現れたりしてヒヤヒヤしたりもするけれど……読んでからのお楽しみ。
現在発刊されている二巻まで読みましたが、全編ニヤニヤして読んだ漫画って初めてかも。
とにかくダンナさんとヤイさんが可愛すぎます。

レトロ好き、つつましい女性が好き、のほほんとしたものが好き、という方はほぼ気に入るんじゃないかなぁ、と思います。ほのぼのドキドキです。

あ、そうそう。

幻想入りの新作投稿しました。

お待たせして本当にすみませんでした；

なんだかやっつけ感がありありと……。