河口湖 灯篭流し

8/16(火)　送り盆
山梨県富士河口湖で行われた灯篭流しを見に行きました！

灯篭を流すのも無料なので、当初は父を送るつもりだったのですが、寄り道のおかげで到着が開始ギリギリになってしまったのでやめました。待ち番号もすごいことになっていたので……；
寄り道は、同じく富士五湖である「精進湖」「山中湖」をちょっと通過しました。

精進湖









河口湖の会場についたとき、みっつあるらしい駐車場（無料）はほぼ満車状態。本来なら車を停めてはいけないようなスペースへ、整備の方にうまぁく誘導していただきました。
時刻は１８：３０――濃い東雲色の夏らしい夕空の下、てふてふと会場に向かいます。車で走りながらちょこっと見たのですが、けっこうな人が集まっていました。思っていたよりも大規模なイベントだったようです。









到着したときには既に灯篭が流されており、なにやら切なげな音楽もかかっていました。驚いたことに小さなステージが設けられていて、壇上には、演奏・クラシック楽団、合唱・僧、という組み合わせが……！　僧の方々（もしかしたら衣装だけ？）はまるで合唱団のようでした。









あたりはだんだんと暗くなっていきます……









灯篭流しは、やっぱり人と一緒にあってこそ何か感じるものがあると思います。
（※加工あり）








が、私が見たところ、誰も手を合わせたりはしておらず、カメラの音ばかりが響いていました。
うむむ。灯篭流しって、ただの見物ではないはずです……。灯篭を流す場所へは行っていませんので、そちらでは合掌をされていたのかもしれません。灯篭こそ流していませんが、私も故人を思ってこっそり手を合わせました。

























だんだんと辺りには人気がなくなっていきます。
ちょっぴり寂しい気持ちになりかけた、そのとき――



( ﾟωﾟ )＜遅かったじゃないか……













主役の登場でありました。
すぐさま持参していた三脚にカメラを取り付け、設定を高感度モードに。



とてもいい……けれど、ちょっと明るすぎでしょうか？











まだまだカメラを使いこなせていません……。
でもまあいいか、と気ままにカシャカシャ。



















止め時が分からなくなり、しばらくしてからふと辺りを見回すと、自分の他に一人二人の姿しかありませんでした。
テントを片付ける方とか、会場内に置かれた灯篭の明かりを消す方とかはたくさんいたのですけど……；
最後に、灯篭の道。ここを進んでいくと、灯篭を流す場所に出るようでした。








それから、さっきまでいた場所（水辺）よりも少し高い場所から、広く一枚。








そうして会場を後にしました。

今夏、初めてしっとりとした時間を過ごしたような気がします。初めてといえば、三脚をまともに活用できたのも初めてでした。安物ですが、固定砲台のごとき大活躍でした。しかし周囲のカメラマン達の装備ときたら……次元が違うものを感じましたｗ
まあまあ、たまにこういうことするくらいなら、今のままでも充分だなぁと思います。

そんなわけで、河口湖灯篭流しでした。