人様の役には立つまい雑文ブログ もはや趣旨すら何処へと
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幻想郷には妖精がいる。吸血鬼もいる。妖怪がいる。
幻想郷は日本のどこかの山間部にあり、結界によって常人が入れないだけで、異世界なのだけど、日本の一部になるらしい。この辺は、昔から云われてる「山上異界」とか「隠れ里」とか、そういうものと同じものっぽい印象を受ける。
で、ふと疑問に。
なぜ日本に、妖精や吸血鬼がいるのだろう。それだけじゃなく、幻想郷の妖怪には名前がカタカナ横文字の方だっていらっしゃる。
どうしてだろう。
単に神主さまの趣味といわれればそれまでだけど、ちょっとその理由を理屈っぽく考えてみようじゃないか。
幻想郷は日本のどこかの山間部にあり、結界によって常人が入れないだけで、異世界なのだけど、日本の一部になるらしい。この辺は、昔から云われてる「山上異界」とか「隠れ里」とか、そういうものと同じものっぽい印象を受ける。
で、ふと疑問に。
なぜ日本に、妖精や吸血鬼がいるのだろう。それだけじゃなく、幻想郷の妖怪には名前がカタカナ横文字の方だっていらっしゃる。
どうしてだろう。
単に神主さまの趣味といわれればそれまでだけど、ちょっとその理由を理屈っぽく考えてみようじゃないか。
結論。
幻想郷は、こっち(現実)で忘れ去られた存在が流れ着く土地だから、異国で忘れ去られた、幻想になった妖精や吸血鬼、名前なんかが流れ着いてもおかしくないよね!
なんだ、簡単じゃないか。万事解決。さて作業にもどろいやでもちょいまち。
それなら、なぜに国境を、というより海を越えて日本までやってくる?
ヨーロッパの妖精譚には、「妖精の国」に迷い込む人間の話もある。向こうで幻想になった妖精は、日本にやってくるよりも、そういうところに引きこもったほうが楽なのではなかろうか。
幻想郷は、「幻想となったものが流れ着く世界」という概念が、隠れ里や異界の言い伝えに付加されて出来上がったものだと解釈する。実際には、もともと存在した幻想郷という一地域を、境界の妖怪と巫女が作った大きな結界で覆ったものらしい。
その結界は常識と非常識を分ける役割を持ち、それによって、非常識の存在、妖怪や妖精や神などが入ってこれる世界になったらしい。
対して、妖精の国にはそういった「仕組み」がない、と考えれば、妖精の国そのものが忘れ去られ、消滅したと考えられる。異国の人々の信仰の現状は分からないけども、少なくとも、昔よりは薄まっているだろう。
行き場を失った妖精たちはそのまま一緒に滅びるか、現実世界でほそぼそと生きていくか。どっちかだと思う。
そして、その中の一部が、たまたま、幻想郷というものを見つけてやってきた、と考えれば辻褄が合うような合わないような。
個人的には、妖精の国も東方世界の幻想郷と同様、今もひっそりと繁栄していたら、面白いなぁと思うのだけど。
そこには妖精はもちろん、宗教統一のために魔物となってしまった先住民の古き神々やら、怪物やらがのほほんと暮らす、なんともファンタジックな世界になっているに違いない。
東方世界において、妖精とは自然そのものであるらしい。
幻想郷に妖精がいるのは、あるいは、そういった妖精を発生させるだけの純粋な力を持った自然が幻想入りしたことで、文字通り「自然的」に生まれたから、なのかもしれない。
こう言ってはなんだけど、公式の設定が曖昧としているからこそ、東方プロジェクトにかき立てられる想像力は大きいのだと思う。
東方界隈の二次創作の多さは、そういうところにも理由があるのかもしれないなぁ。
○追記2/1
よくよく設定資料を読んでみれば、幻想郷は日本の外の国からも妖精、妖怪を自動的に呼び込んでしまうとのこと。
なんだぁ。しっかり定着してる設定だったのね。紫さまはすげーなぁ。
幻想郷は、こっち(現実)で忘れ去られた存在が流れ着く土地だから、異国で忘れ去られた、幻想になった妖精や吸血鬼、名前なんかが流れ着いてもおかしくないよね!
なんだ、簡単じゃないか。万事解決。さて作業にもどろいやでもちょいまち。
それなら、なぜに国境を、というより海を越えて日本までやってくる?
ヨーロッパの妖精譚には、「妖精の国」に迷い込む人間の話もある。向こうで幻想になった妖精は、日本にやってくるよりも、そういうところに引きこもったほうが楽なのではなかろうか。
幻想郷は、「幻想となったものが流れ着く世界」という概念が、隠れ里や異界の言い伝えに付加されて出来上がったものだと解釈する。実際には、もともと存在した幻想郷という一地域を、境界の妖怪と巫女が作った大きな結界で覆ったものらしい。
その結界は常識と非常識を分ける役割を持ち、それによって、非常識の存在、妖怪や妖精や神などが入ってこれる世界になったらしい。
対して、妖精の国にはそういった「仕組み」がない、と考えれば、妖精の国そのものが忘れ去られ、消滅したと考えられる。異国の人々の信仰の現状は分からないけども、少なくとも、昔よりは薄まっているだろう。
行き場を失った妖精たちはそのまま一緒に滅びるか、現実世界でほそぼそと生きていくか。どっちかだと思う。
そして、その中の一部が、たまたま、幻想郷というものを見つけてやってきた、と考えれば辻褄が合うような合わないような。
個人的には、妖精の国も東方世界の幻想郷と同様、今もひっそりと繁栄していたら、面白いなぁと思うのだけど。
そこには妖精はもちろん、宗教統一のために魔物となってしまった先住民の古き神々やら、怪物やらがのほほんと暮らす、なんともファンタジックな世界になっているに違いない。
東方世界において、妖精とは自然そのものであるらしい。
幻想郷に妖精がいるのは、あるいは、そういった妖精を発生させるだけの純粋な力を持った自然が幻想入りしたことで、文字通り「自然的」に生まれたから、なのかもしれない。
こう言ってはなんだけど、公式の設定が曖昧としているからこそ、東方プロジェクトにかき立てられる想像力は大きいのだと思う。
東方界隈の二次創作の多さは、そういうところにも理由があるのかもしれないなぁ。
○追記2/1
よくよく設定資料を読んでみれば、幻想郷は日本の外の国からも妖精、妖怪を自動的に呼び込んでしまうとのこと。
なんだぁ。しっかり定着してる設定だったのね。紫さまはすげーなぁ。
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