アッー！！

えー。
前回の記事で、私に「おでき属性」があるということが知られてしまったことと思います。
おできというのは、いわゆる細菌感染症の一種であり、正式には「せつ」というらしいです。ちょっとカッコイイ？
毛根が細菌に感染し、皮膚が腫れるというのが一般的な症状らしい。にきびもこれに属するのかもしれませんね。
私はにきびが出来やすい体質で、お尻にもこれまで何度も出来ては潰れを繰り返しています。こう言うとちょっと不潔みたいで恥ずかしいというか情けないというかですが、どっちかといえばお風呂は好きですし、部屋も綺麗なほうが好きです。
まあとにかく、今回お尻にできたおできも、そのままにしておけばいずれ潰れて痛みもなくなるだろうと、そう軽く見ていました。
見ていました。そう、過去形です。

今回は酷かった。
今までに見たことがないくらいに腫れて、尻の形がちょっと変わってました。
痛みも尋常じゃなく、座れないし、背筋をまっすぐにして歩けないくらいです。
これはいかん、というので、病院に行きました。
といっても、ちょっと皮膚を切って、中の膿をだしてもらう程度を考えていたんですね。

〝外科〟の先生「深いところにある汚い組織も取っちゃおう」

私「え・・・・・・」

処置室でケツ丸出しの私に下された判決。
そして始まる処置という名の刑罰。
看護婦さん方の、きゃいきゃいとした楽しそうな雰囲気がたまりませんでした。なぜか私までこうふｎいや楽しくなってきます。

最初に局所麻酔の注射をケツにされました。べらぼうに痛かったですが、徐々に感覚がなくなって、処置が始まったのすら気づかずに、「あれ？　もうやってます？」「やってますよーｗ」という看護婦さんとの和やかなやり取りを演じました。
麻酔をしての処置は実は初めてだったのですが、感心しましたね。

ところが、だんだんと痛みが現れ始め・・・先生の「でかいハサミ持ってきて」の一言で、一気に汗が滝のように流れてきました。
ものすごい痛みがケツを襲います。ハサミが何かを切る「ばつん、ばつん」という音が脳髄まで響き、肉が弄ばれる「ぐちぐち」という嫌な音が体を震わせます。
いつの間にか看護婦さんたちの楽しそうな声も消え、処置室にはいつ終わるとも知れないR-１８指定（グロテスクという意味でも、パンツを脱いだ男がベッドにうつ伏せという意味でも）な空気が充満していました。
ようやく処置が終わり、起き上がったとき、股間を伝ったのだろう血が、べったりとベッドのシーツを汚していました。よく観察できなかったのですが、先生の白衣にも、血が飛んでいたそうな・・・。

まあちょいと大げさではありますが、おおむねそんなこんなで、私の尻には今、穴が空いてる状態です。
明日も先生にアッー！（消毒）されてきます。

そんななか、またひとつ歳を重ねた私はいったい。