人様の役には立つまい雑文ブログ もはや趣旨すら何処へと
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免許の更新に行って来ました。
以前、免許取得のための試験を行ったのと同じ場所だったのですが、それっきり行ってなかったので、たどり着けるかちょっと不安でした。不安ついでに、
「印鑑を持ってくるように」
と更新手続きハガキに書かれていたにも関わらず、忘れてしまって、もう少しで到着という頃になって思い出す始末。仕方ないので、周辺に100円ショップでもあれば……! と希望的観測にすがり付く。
懇願むなしく、100円ショップなかったです。
仕方ないので、場所だけ確認して、もう少し付近を探索。時間には少しだけ余裕があったうえに、ハガキに記載されていた周辺地図によれば、少し進んだ先の道を曲がれば国道に出るらしい。そこまで行けばこっちのものです。道を戻ることになりますが、印鑑が売っていそうな店に行けます。
がぁ、ワタシはそこで痛恨のミスをする。
「ああ! 国道通り過ぎた!」
道が、立体交差点になってたんですねー。気づかずに、通過してしまったのでした。
「やべぇ……受付、間に合わない……」
はらはらする胸。またこの道のりを戻って、日を改めて来るのか……軽く絶望を覚えました。
しかしそのとき、私に炎の妖精が舞い降りる。「諦めんなよ!」
そうだ。まだ勝負は分からない。国道を通り過ぎたとしても、この先の道を国道があるであろう方面に曲がれば、国道に戻ることができるはず! どこだ……どこだ曲がり角!
そしてそのとき、私の目に飛び込んできたものは!
「文……房……具店、だと?」
狭い路地の始まりにぽつねんと佇む、その看板を掲げる小さな店。
たしか、文房具店には、印鑑が売っていたはず……?
時間も押していた私は、ええいままよとその店に飛び込びました。
店は、昔懐かしい土間と奥座敷に分かれた内装をしていました。埃っぽい匂いがなんともいえない懐古感を誘います。店の人はおらず、客の来店を告げるチャイムを聞きつけて、奥座敷から擦りガラスの戸を開けておばさんが降りてきます。
「こんにちは」
いらっしゃいませ、ではなく、こんにちは。
なんだか、いいですね。こういうの。一気に距離が近くなった気がしました。
私は、入ってすぐのところにあった、印鑑が苗字別に大量に納められたくるくる回る例のヤツに張り付いていたのですが、それを見ておばさんは、
「ハンコですか?」
「お名前はなんですか?」
と親切に。自分の苗字を告げ、無事に見つけることも出来ました。
しかしお代は300円也。たけぇ。背に腹は変えられない。
と、そこで私はもうひとつ、朱肉も必要なのではと思い、それも付け足してもらいました。
朱肉800円也。たけぇ! 背に腹は変えられない。
しめて1100円の出費でしたが、おばさんの人柄にはやられました。おばちゃん、ありがとう!
店をでて、来た道を引き返します。なんとか時間にも間に合いそうです。
その道中、そういえば、幼なじみの女の子(ここ重要)の家も文房具屋で、昔は、学校に必要な定規とかはさみとかを用意し忘れたとき、電話で持って来てくれるように頼んだなあ、と、懐かしいことを思い出してしまいました。いい時代があったものです。どこで間違え(ry
とにかく、免許の更新には無事に間に合いました。
講習を一時間受けて、いざ新免許、交付です!
「それではここに、印鑑をお願いします。あ、お忘れでしたら、サインでもいいですよw」
Σ(っ゚Д゚;)っ えっ……
返せ俺のセンチメンタル。
「印鑑を持ってくるように」
と更新手続きハガキに書かれていたにも関わらず、忘れてしまって、もう少しで到着という頃になって思い出す始末。仕方ないので、周辺に100円ショップでもあれば……! と希望的観測にすがり付く。
懇願むなしく、100円ショップなかったです。
仕方ないので、場所だけ確認して、もう少し付近を探索。時間には少しだけ余裕があったうえに、ハガキに記載されていた周辺地図によれば、少し進んだ先の道を曲がれば国道に出るらしい。そこまで行けばこっちのものです。道を戻ることになりますが、印鑑が売っていそうな店に行けます。
がぁ、ワタシはそこで痛恨のミスをする。
「ああ! 国道通り過ぎた!」
道が、立体交差点になってたんですねー。気づかずに、通過してしまったのでした。
「やべぇ……受付、間に合わない……」
はらはらする胸。またこの道のりを戻って、日を改めて来るのか……軽く絶望を覚えました。
しかしそのとき、私に炎の妖精が舞い降りる。「諦めんなよ!」
そうだ。まだ勝負は分からない。国道を通り過ぎたとしても、この先の道を国道があるであろう方面に曲がれば、国道に戻ることができるはず! どこだ……どこだ曲がり角!
そしてそのとき、私の目に飛び込んできたものは!
「文……房……具店、だと?」
狭い路地の始まりにぽつねんと佇む、その看板を掲げる小さな店。
たしか、文房具店には、印鑑が売っていたはず……?
時間も押していた私は、ええいままよとその店に飛び込びました。
店は、昔懐かしい土間と奥座敷に分かれた内装をしていました。埃っぽい匂いがなんともいえない懐古感を誘います。店の人はおらず、客の来店を告げるチャイムを聞きつけて、奥座敷から擦りガラスの戸を開けておばさんが降りてきます。
「こんにちは」
いらっしゃいませ、ではなく、こんにちは。
なんだか、いいですね。こういうの。一気に距離が近くなった気がしました。
私は、入ってすぐのところにあった、印鑑が苗字別に大量に納められたくるくる回る例のヤツに張り付いていたのですが、それを見ておばさんは、
「ハンコですか?」
「お名前はなんですか?」
と親切に。自分の苗字を告げ、無事に見つけることも出来ました。
しかしお代は300円也。たけぇ。背に腹は変えられない。
と、そこで私はもうひとつ、朱肉も必要なのではと思い、それも付け足してもらいました。
朱肉800円也。たけぇ! 背に腹は変えられない。
しめて1100円の出費でしたが、おばさんの人柄にはやられました。おばちゃん、ありがとう!
店をでて、来た道を引き返します。なんとか時間にも間に合いそうです。
その道中、そういえば、幼なじみの女の子(ここ重要)の家も文房具屋で、昔は、学校に必要な定規とかはさみとかを用意し忘れたとき、電話で持って来てくれるように頼んだなあ、と、懐かしいことを思い出してしまいました。いい時代があったものです。どこで間違え(ry
とにかく、免許の更新には無事に間に合いました。
講習を一時間受けて、いざ新免許、交付です!
「それではここに、印鑑をお願いします。あ、お忘れでしたら、サインでもいいですよw」
Σ(っ゚Д゚;)っ えっ……
返せ俺のセンチメンタル。
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