忍者ブログ
人様の役には立つまい雑文ブログ もはや趣旨すら何処へと
 25 |  24 |  23 |  22 |  21 |  20 |  19 |  18 |  16 |  15 |  14 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ふう、帰ってきましたよう。時刻はなんとAM04:26です。

仕事はAM02:30頃には終わったんだけども、その後一時間くらいぶらついて帰ってきて、
お風呂入ってたらこうなった。明け方寒いです。

でもでも、こういう深夜上がりの日は、夜歩きが止められません。
夜歩きといっても、人見知りな私です。街には行きません。


バイト先を出たところの通りを、登り方面に向かう。そっちにあるのは真っ黒の山。空より暗い闇のかたまり。
挑むように、誘われるように車を走らせる。

オレンジの街灯が淋しげに佇んでいる。その明かりの下を通り過ぎる。いくつもいくつも追い越していく。
山の向こうには町の灯が雲まで照らす。ホテルやらスキー場やらの煌びやかな看板が無粋なように見えて、でも人の気配も感じられ、どことなく安心する。

今日はどこまで行こうか。峠に差し掛かるところでふと思う。その辺りはこれまでも何度か行ったことのある場所で、とあるドライブインの駐車場でUターンするのが常だった。
今日もその例にもれず、ドライブインで車を止める。
周囲はまっくら。自動販売機の白々しい明かりが頼り。


CA330021.jpg







余談だけれど、到着したときにオーディオから流れてきたのは、石鹸屋の「境界に至る病」
せつない感じがたまらない。

いつものように、ここで飲み物を買う。
まだ寒かったので、選んだのは暖かい「うまみとろとろクリームシチュー」

0d03679d.jpeg









こういうところで飲む飲み物は、いつもより2倍はおいしいと思ふ。

このドライブインの駐車場の脇には、なんだか山の方へ続いてるっぽい坂道があります。今日初めて気づきました。なんかイイ雰囲気です。
暗いので先が分かりません。ものすごくそそられる。でも怖いので行かない。
こういうのは見るだけにして、妄想力でもってネタにするのだ。終点に寂れた神社とかあったら素敵。

真夜中の山道はものすごく静かで怖い。
山あいにはぽつんぽつんと街灯の光があって、その近くには民家もある気配がします。その存在がとても小さくて、頼りなく、心細く、なんとも言えない気持ちにさせられる。
そんな郷愁みたいなものを噛みしめながら山をおりる、そのときの名残惜しさは異常です。
家に近づくにつれて、気圧も下がっていくように、山で得た何かも薄れていく。
薄れる代わりに濃くなるのは「眠気」の二文字。

ねむい。ねむい。ねむい。




深夜過ぎのテンションで物を書くと、高確率で変になるね。
でも最後にこれだけは言います。

またひとつ、歳を喰ってしまった。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
twitter
最新TB
最新CM
[02/19 ふるつき or 吉日]
[02/16 pochi]
[12/31 ふるつき or 吉日]
[12/30 pochi]
[11/16 ふるつき or 吉日]
[11/16 釆]
[10/19 ふるつき or 吉日]
[10/16 釆]
[08/11 ふる つき]
[08/11 pochi]
[07/10 ふる つき]
[07/10 pochi]
[07/10 ふる つき]
[07/10 ぎりあむ]
[07/07 ふる つき]
[07/06 月夜]
[06/25 ふる つき]
[06/23 pochi]
[06/04 ふる つき]
[06/03 pochi]
[05/28 ふる つき]
[05/27 pochi]
[05/12 ふる つき]
[05/11 月夜]
[04/29 ふる つき]
プロフィール
HN:
吉日/つき
性別:
男性
アクセス解析
カウンター
P R
ブログ内検索
Copyright ©  春に芽吹ろぐ。  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  *Template by tsukika忍者ブログ [PR]